​​​「東電原発事故から私は変わった」

11年前の3.11「東日本大震災・東電原発事故」から私は変わりました。
その日、私は3人目の子どを妊娠しており臨月でした。当時、東京に住んでいた私は、自分の楽しみしか興味がなく、選挙も気分でしか行かないような本当に愚かな母でした。生きてて当たり前、困った時には国が助けてくれるだろうと思っていました。

しかし、東電原発事故で政府は全く国民を守る気がないことに気付いたのです。その瞬間「子どもを是が非でも守りたい！一緒に生き抜きたい」と、とてつもない危機感が込み上げてきました。そして、初めて「政治とは何？」「国家とは何？」と問うようになりました。原発事故で生まれ故郷の福岡県に避難し、糸島市で暮らし始めて間もなく、玄海原発再稼働という暴挙に出た国に怒りがおさまらず、糸島市と佐賀県に再稼働差し止め要請書を仲間と提出しました。

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その時、色々な人から言われました。

「再稼働なんかしたらいかんよ！でも何言われるか分からんけん何も言えんのよ！」
「オンナに何が出来る！ただの母親がでしゃばるな！」と。

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今回ただの母親が、ただの街のピアノ講師が、参院選に出馬すること自体、滑稽に思われる事でしょう。でも考えてみてください。政治家ってそんなに特別な仕事でしょうか。市民感覚とかけ離れた方々が政治を動かして、少しでもマシな世の中になったでしょうか。

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政府の地震予測では「30年以内に8割の確率」で地震が発生すると言われています。南海トラフ地震が起これば、171兆円の被害額（東日本大震災の10倍）です。ここに原発事故が重なったら、日本は壊滅します。原発は即時禁止する必要があります。 毎年8,000億円の原発関連予算を自然エネルギーの普及促進に振り向ければ、自然エネルギー100％移行は十分可能です。政府はそこに暮らす人々のために役立つことに集中すべきです。

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私は1年生のピアノの生徒さんに聞きました。

「日本では6歳のあなたが100円のお菓子買っても10円の消費税を取られるんだよ。みんなから集めたその消費税で何をしたらいいと思う？」すると、その子はこう答えました。

「私はお菓子買えるけど買えん子もおるけん、集めてその子に買ってあげたらいい」

子どもの心の中にこそ本当の政治があります。

私がれいわ新選組からのチャレンジを決めた理由は「愛のある当たり前の政治がしたいから」です。本気で一番弱い立場の市民や、一番弱い子ども達の暮らしを全力で支えたいです。みんなが笑って暮らせるような血の通った政治に変えるために、政治へのチャレンジを決めました。